※人名表記ですが、セボちゃんだけ国名 ※セボ→ロマ有り 偽りの恋人

始まりはくだらない口喧嘩だった。

いつものように休暇を利用してアントーニョの家にやってきて、
2人で他愛もない話をしながら夕食を食べて、酒を飲んでいた。
その時に適当につけていたテレビには、とある連続ドラマが放映されていた。
それを流し見ながら、ふとドラマの内容や俳優の話になった。

付き合っている女性がいながら、別の女性に心惹かれ、
ついにその男優が扮する男が、付き合っている女性と別れる場面になった。

「お前、アイツに似てんぞ」
「えー?俺がそれくらい男前やって?照れるわ〜」
「ちげーよ。そっちじゃなくて、役柄の方だバーカ!」

放っておけないからって簡単に浮気しそうだよな。
お人良しなのも、優しいのも大概にしとけ。
と、茶化すように言って、それをアントーニョが否定した。

「いくら何でも簡単に浮気とかせぇへんわ。
大体、俺は結構一途やねんで!」

「嘘付け、お前絶対直ぐに浮気すんだろ。
昔ローデリヒと結婚してた時だって、馬鹿弟に結婚して〜とか迫ってたし。
しかも俺とも一緒に幸せに〜とか言ってたじゃねーか。」

「ちがっ…あれはやなぁ…!
あんなんただの冗談やんか!」

「はっどーだか。
認めろよ。お前は浮気性だって。」

「そっ…そんなん言うたらロヴィーノかて、可愛い女の子は皆好きなくせに!」

「あぁ、可愛い女の子は皆好きだ。当然だろ。
でも、それとこれとは別だろ。
俺は本当に好きなヤツには一途だ。」

(言うまでもなく、それはアントーニョであることは内緒である)

「そんなら俺かてちゃんと好きな子には一途やもん!」

「…とか言いつつ…。」

「ない!絶対ない!!!」

「無理すんなよ。認めろって。」

「ないったらない!もー…そないに疑うんやったらなぁ…
付き合うてみたら、えぇやろ。そしたら絶対浮気せぇへんって解かるわ!」

「へぇ。いいじゃねーか。どこまで耐えられるか、俺がこの目で確かめてやるぜ!」





……そして、何故か俺とアントーニョは付き合うことになったわけだ……。





喧嘩腰に始まった付き合いだったが、元より何百年と共に過ごしてきた間柄であり、
自分が独立した今でも、互いの家を行き来する関係の俺たちだから、
ただのごっこでゲームとはいえ、『恋人』になったからと言って、特別何かを変えることはなかった。
ただ、いつもよりスキンシップが多いだとか、
以前よりも更に頻繁に連絡を取り合うようになった、だとか。
そんな些細なこと。

ただゲームだから、そこに肉体的な関係はなかったが、それでも俺は嬉しかった。
何百年も不毛な片思いをしていた相手と、ただのごっことは言え、“恋人”になれたのだから。
ゲームだからと割り切ってしまえば、いつもより素直に甘えられるし、
永い間ずっと心の奥底に閉じ込めていた『好き』という気持ちが口に出せた。
行き場のなかった想いが漸く陽の光を浴び、輝きだしたのだ。

『好きだ』と言えば、答えてくれる。
そのことが、俺は泣きたくなるほど嬉しかった。
実際、アントーニョはちゃんと俺を“恋人”扱いしてくれた。

ひだまりのような笑顔に、
甘く響く優しい声と、
しっかりと強く抱きしめてくれる腕。

満ち足りていた。
この上ないほどの幸福感が胸を満たした。






けれど、それは全て、ゲームだからこその幻だったのだ。




優しい眼差しも、
耳を擽る甘い声も、
そして触れている熱も。

全ては虚像でしかないのだ。
それらは全て、己に向けられているものではない。





本当の恋人じゃないから。








触れ合うだけの幼いキスは出来ても、想いを籠めた深いキスはしない。










本当の恋人じゃないから。セックスもしない。
















…そう気が付いてしまえば、もう駄目だった。



本当に好きなのは、自分だけ。
アントーニョはただ俺に、あの時の言葉を撤回させるためだけに、
自分と付き合おうと言っただけで、そんな気は毛頭ないのだ。

なんと言う残酷なゲームだろう。

何故こんな話に乗ってしまったのか、酷く後悔をした。

こんなこと、早く終わらせてしまいたい。
『もう分かった、俺の負けだ』
…そう言えば、終わりにできる。
けれど、素直に負けを認める、ということがどうしても出来なかった。






偽者の恋人に与えられる酔うほどに甘いそれに苦しみながら、
手放すことの出来ない自分の弱さを呪った。
一緒に居れば居るほど、この気持ちはどんどん膨らむばかりなのに。

…――――――どうして、ホンモノじゃないんだろう。






アントーニョが近々仕事でイタリアに来ると聞き、ふと考えた。
「好きな人が出来たから」と、このゲームを降りる、というのはどうだろうか。
けれど、その場限りの嘘など、アントーニョにはすぐにバレてしまうだろうし、信用しないだろう。
そこで、だ。
アントーニョがこちらに仕事で来ている時に、仕事があると会うのを断っておいて、
上司の秘書をしている女性に頼んで、アントーニョの仕事場の近くを腕を組んで歩いて貰う。
それをアントーニョに見せれば、嘘も真実味を増すのではないか。
そう思った俺は、早速行動に移した。



・


・


・




「ロヴィーノ!」


案の定、アントーニョに見つかった俺は、
珍しく眉を吊り上げて怒っているアントーニョに、引き摺られるように
狭い路地に引っ張り込まれた。

「どういうことなん?お前、仕事やって言うたやん!せやのに……!」
「…あー、そういやお前にはそう言ってたんだっけ?」

わざと何でもないような口調で髪を掻き上げた。。
そんな俺に、アントーニョの瞳は更にきつくなった。

「…浮気、してたんや…?」
「浮気?…違うな。俺、あの子が好きなんだよ。本命ってやつ?
まぁ見ての通り、上手く行ったから。…もうゲームはやめようぜ。」
「ゲーム…?」
「ほら、お前が浮気性かどうか確かめるやつ。もういい加減、飽きたし?」

お前もそろそろ自由になりたいだろ?

思ってもいないことを口に出して、口元に笑みを浮かべた。
…巧く笑えているのだろうか。
どうか震えそうな声に、気がつかないでくれ。
納得して、すんなり終わろうぜ。
そうしたら、次からは元通りに…――――――。

「…っほんなら、今までの…全部ゲームやったって、ゲームやから
俺と付き合っとったって…言いたいん?」
「―――――そうだけど?…なんだよ、お前がそう言ったんじゃ…」
「…っロヴィーノ!!」

がっと手首を掴まれて、壁に押さえつけられる。
が、俺はそれを乱暴に振り解いた。

(殴られるかと思った…)

「んだよ、うるっせぇな!!わかったわかった、俺の負けでいいから」

さも鬱陶しげに手を振る。
…何故そんなに怒っているのか分からない。
だってそもそもはお前が提案したんじゃねーのかよ。

アントーニョは拳を握り締め、ギリッと強く唇を噛んだ。




(なんでそんな顔するんだよ。)







(まるで本当に浮気に怒ってるみたいな…そんなわけねぇのに…)








アントーニョは暫く俺を睨んでいたが、やがて溜息を一つ吐いた。










「―――――わかった。ほな、さいなら。」





凍てつくような冷たい瞳だった。
踵を返したアントーニョは、足早に去っていった。
その背が見えなくなってから、俺は壁に力なく凭れかかり、ずるずると座り込んだ。
ぽろぽろと次から次へと流れる涙を拭いもせず、膝に顔を埋めた。







始まりも終わりも、なんてあっけないことか。











*












それから、数日後。
今日はイタリア統一記念日だ。
フェリシアーノと一緒に記念の式典に出席し、その後ホテルでパーティーが開かれた。
上司や著名人、他国の面々に挨拶をしたり、談笑したりするのはフェリシアーノに
押し付けて、一人で壁に凭れかかってその様子をただぼんやりと見ていた。
会場を見渡しても、アントーニョの姿はない。
やはり怒らせてしまったから、今回は来ないのだろうか。
そう思いながら、アントーニョの誕生日の日を思い返した。




・

・

・



アントーニョの誕生日の日、俺は洒落た時計をアントーニョに贈った。

『嬉しい、ほんまおおきに!…なんや、つけるの勿体ないわぁ』
『ちゃんと使えよ。』
『うん。大事に使わせてもらうわ。せや、ロヴィーノは何か欲しいもんある?』
『欲しいもの?』
『ロヴィの誕生日も、俺がちゃんとお祝いしたるからな!』
『馬鹿弟と一緒に、だろ。』
『うん、でもロヴィーノはちゃんと別に考えておきたいし。なぁ、何がえぇ?』
『…別に何でもいい。けど…本当に何でもいいのか?』
『ん、んー…あんま高いのはちょっと…。』
『モノじゃねーよ。それなら………―――――』



・

・

・





ふっと視界にシャンパングラスが映った。
顔をあげると、セボルガがにこりと微笑んだ。
差し出されたグラスを受け取ると、中身を煽った。

「浮かない顔して、どうかされました?」
「別に。つーか、お前まで来てたのかよ。」
「イタリア統一記念日ですからネ!当然でしょう?それより、いらっしゃいませんネ、アントーニョさん。」
「……そーだな。」
「あれ?探していらっしゃったんじゃないんですか〜?」
「………」
「珍しいですネ!ケンカでもしたんですか?」
「うるせぇよ」

どっか行けとばかりに手で払うが、まったく聞くつもりはないようだ。

「まぁ僕には好都合ですけどネ!」
「はぁ…?―――――っ!」

何言ってんだ、と思い顔を背けると、見慣れた人物が会場に入ってくるのが見えた。
ドクリと心臓が鳴った。
こちらに真直ぐと歩いてくる。
どうしようか、と迷っているとアントーニョはいつもの緩い笑みを浮かべた。
そして…―――――。

「フェリちゃん、誕生日おめでとさーん!」
「わーアントーニョ兄ちゃんだ〜!来てくれてありがとう!」

アントーニョは俺の目の前を横切り、
ムキムキや本田と談笑していたフェリシアーノに声をかけ、ハグを交わした。

「あれ?…行っちゃいましたね?」
「―――――うるせぇよ。」

俺のことなんか眼中にない、みたいだった。
心臓をぎゅっと握り潰されたような痛みに、顔を顰めた。
自業自得だ。
でも、俺には何でお前がそんなに怒っているのか、わかんねぇよ…。
ぎゅっと唇を噛み締めて、泣きそうになるのを耐えた。

「ロヴィーノさん、暇なら僕と一緒にこれからデートでもしませんか?」
「…寝言は寝て言うもんだぞ、このやろー。」
「寝言じゃないです、マジです!―――――ネ?デート、しませんか?」

手を取られて、微笑まれる。

「――――――っ」

手を軽く引かれるままに、歩きだした。
それはセボルガの誘いを受けたわけではなく、ただこの場にいるのが辛かったから。
早くこの場を去りたい。
目頭が熱くなってきて、涙が出そうだ。


「――――――もうすぐで出られますから、もう少し我慢してくださいネ?」
「せ、セボ、ルガ…お前、」

小さく囁かれた声に、顔を上げた。
にこりと微笑まれ、泣きそうになっていることに気が付かれていたのだと知り、
急に恥ずかしくなって手を離せと言おうと口を開きかけた、その時。
その手を背後から誰かに掴まれ、無理矢理引き離された。



「―――――悪いけど、こいつに用があるから、借りてくで。」
「―――っな、いった!いてぇ!引っ張るな…くそっ!」

ぐっと強く腕を掴まれて引っ張られていく。
呆気にとられた顔のセボルガを他所に、会場から連れ出された。
くそっ!馬鹿力め!少しは加減をしろ!

「離せよ…!離せ…っ!離せっつってんだろ!!」

喚いていると、アントーニョはエレベーターのボタンをバン!と手のひらを叩きつけるように押した。
静かな廊下に響いたその音に、ビクッと体を震わせた。

「…静かにしとけや。」

イラついたように舌打ちまでされる。
怒ってる。それも、かなり。
アントーニョが怖いと思ったことなんて、今までなかったのに。
今は、酷く恐ろしい。
口を噤むと、やってきたエレベーターに乗って、アントーニョの部屋に連れ込まれた。










*









「さてと、ロヴィーノ、俺に言うことは?」

ベッドの端に座らされた俺の目の前に仁王立ちしたアントーニョは
いつもなら緩い笑みを乗せたそこに表情はなく、怒りを孕んだ声で言い放つ。
俺はその視線を直視出来ずに目を泳がせた。

「……腕、痛かったぞこのやろー。」
「ロヴィーノ。俺、怒ってるんやけど。」
「………こ、こないだのこと…なら、…その、悪かった…けど、」

何で、怒ってるんだよ。わけわかんねぇ。
そういうと、眉を顰めた。

「…わからんの?」

こくりと頷くと、アントーニョは溜息をついた。
なんだよ…わけわかんねー…。

「まぁえぇわ。ほら、俺に言うこと、あるやろ?」
「……ない。」
「ロヴィーノ。」
「ないったらない!」
「嘘吐き。」

嘘はあかんって昔も教えたんになぁ。
と、アントーニョが溜息混じりに吐き出す。

「付き合ってる子ぉ、おらんのやってな。さっきフェリちゃんに聞いたで。


―――――なんであんな嘘ついた?」




「そ、れは…」

ぐっと声を詰まらせた俺にアントーニョは更に追い討ちをかける。

「素直に言うてみ?そしたら、怒らんよ。」
「う、でもお前、今怒ってるんじゃねーか。」
「うん、まぁ怒っとるよ。けど、素直に言うたらご褒美あげるで。」

にっとここで今日初めてアントーニョが俺に向かって笑った。
その笑顔に、絆されそうになって、でも、と押し留める。

だって、言ったらどうなる?
『ゲームじゃなくて、本当の恋人がいい』なんて、そんなこと…言えるわけない。
言った後、どうなるか考えるの怖い……から、嫌だ。
大体、ご褒美ってなんだよ。俺は子供じゃねーぞ、畜生。


「ロヴィーノ、」

急かすように名前を呼ばれて、嫌だと首を振った。

「……言ったら、お前………俺のこと、…き、きらいに…」
「ならへんよ。大丈夫やから、言うてみ?」

ぽんぽんと頭を撫でられて、耐えていた涙が溢れて止まらなくなる。
いいのか?言ってもお前は困らないのか?
瞳だけでアントーニョの様子を伺う。
そこにさっきまでの怒った顔はなく、いつもの…いや、いつもより優しい顔をしたアントーニョが居た。
『大丈夫やから』
とその言葉を信じて、戦慄く唇で、必死に紡ぐ。






「ゲーム、とか…ごっことか、いやだ。俺、








―――――俺は、 本物が いい。








本当の、あ…アントーニョの恋人に、」






「―――――うん、えぇよ。」

言い終わる前に、よく言えました、とぎゅっと抱きしめられて瞳を数度瞬かせた。
あっさりと、今、何を。

「は?」
「ちゅーか、俺はホンマに付き合うてるつもりやってんけど?」
「は?……はぁあ????!!!!」


そりゃ、あんな始まりやったけど。
というか、あん時ロヴィが言うまでゲームとかそんなん思ってなかったし。
俺がロヴィに言うたことも全部ほんまやで?
ロヴィーノも、そうやろ?

と、にしし、と悪戯っぽく笑うアントーニョに言われて頭が真っ白になった。


え?え?


なんだ、つまり、え?






「し、ししし知ってやがったのかっ俺の気持ち…!?」
「俺はロヴィーノの親分やで?時間かかってもうたけど、分かるで。
ロヴィーノ、あんな始まりでも、ちゃーんと俺に付き合うてくれてたやろ?
嫌いな相手にそこまでせぇへんやんな、ロヴィーノは。」
「でっでも!!だったら、なんで……ちゃんと、キス…してくれねぇんだよ…!」

いつだって頬や額でたまに唇にしても、触れるだけの。
まるで子供の時と変わらないそれに、俺結構傷ついてたんだぞ。
ぼそぼそと不満をぶちまけると、アントーニョは頬を掻いた。

「ごめんなぁ。…やって、あんまり最初からがつがつするのもなぁ…って思って。
怖がらせるかな、とか。嫌がられたら俺も悲しいし。
ゆっくりでえぇかなって思ってん。俺ら先は長いんやし…。」

でも、とアントーニョが俺の両頬を挟んで顔を上げさせた。
目が合った。その瞳はいつになく熱く、思わず心臓が跳ねた。

「悩ませてごめんな。俺もしたいんよ、ロヴィーノといろんなこと。」
「本当だぞこのやろー…。俺、すげー悩ん、で……馬鹿みてぇじゃねーか畜生!」
「ごめん、ごめんなぁ…。」
「――――――悪いと思ってんなら、アントーニョ……キス、したって。」

言い終わるや否や唇を塞がれて、熱くとろけるような深いキスをされ
解放される頃には身体がふやけたかのようになり、アントーニョの腕に縋る。
それをアントーニョに可愛いとぎゅうぎゅう抱きしめられた。


「というわけで、誤解もとけたことやし、これからは浮気は絶対なしなしやで!
あと、その気はなくても男に付いていくのはだめだめやからな!」
「…してねーよちくしょう!…てか、さっきの…それで怒ってたのかよ…」

ぶすっと言い返すとアントーニョは笑って、直ぐに表情を引き締めた。

「誕生日、おめでとうロヴィーノ。」
「……うん。」
「せや、ご褒美あげるな。――――――約束どおり・・・・・…俺を、あげるわ。」






『それなら…――――――お前でいい。誕生日にお前を俺にくれよ。』







あの時、アントーニョが本当に俺の恋人になってくれたらいいと思って、
つい言ってしまった言葉だった。
酔っ払いの戯言だと流してくれればそれでいいと思っていた、が…。
しっかり覚えてやがったのかよ…。
急に恥ずかしくなって逃げ出したくなった俺に、
ちゅっとアントーニョが今度は額にキスをして、優しくベッドに倒される。

「ロヴィーノ、Ti amo」

そんな陳腐な言葉ひとつで、まぁいいかと思い、
見上げたアントーニョの首に腕を絡めると、再び深く口付けられる。
俺はアントーニョの口付けを受けながら、瞳を閉じた。










これから先は、ホンモノの恋人で。













END
西ロマがすれ違いの末、両想いになる話が好きです。 なのでそんな話ばかり考えてしまいます。 似たような話ばかりですいません。 あと伊兄弟の誕生日なのにイタちゃんちょっと…とか 伊兄弟誕生日なのに西ロマとか…KYですいません。 それからセボちゃんどんな感じの喋り方なのか イマイチ掴めなくて凄く…偽者です、すいません。 でも非常に書いてて楽しかったです。← 西ロマ大好き。 2011/3/17 初出 2011/4/9 up